"サシグサ"
これは沖縄の
呼び名のようです。
ちなみに宮古島では
"ムツウサ"
学名
ビデンス・ピローサ
和名
アワユキセンダングサ
キク科の植物
私と子どもたちには
"くっくき虫"と呼ばれています。
子どもたちと
森や草むらを歩きまわったり
畑や庭いじりをしていると
もれなくといっていいほどに
この"くっくき虫"が
洋服のあちこちに
くっついてくる。
細長く、チクリと刺さってくる
(ゆえの刺し草??)
くっつき虫の正体は
このアワユキセンダングサの種。
多年草で
非常に生命力の強い
いわゆる、雑草といわれ
厄介ものとされることもしばしば。
そう、屋久島でもそうだったが
このアワユキセンダングサ
どこへいっても
いつでも一年中花を咲かせては
種をつけ
あちこちにくっついている。
でもね、
このサシグサ
アワユキセンダングサは
立派な薬草だった*
生で食べることはもちろん
天ぷらにしたり
お浸しにしたり
花や葉っぱはお茶に。
効能も素晴らしく
胃痛
アトピーなどの肌荒れや痒み
頭痛、鼻づまり、咳などの
アレルギー症状や
風邪、インフルエンザ
毒や傷
感染症などの外傷
蚊に刺されたときなどは
葉っぱを患部に擦り込めば
虫刺されの特効薬に。
抗酸化作用も高く
美容にも◎
抗ウィルス作用もあるので
これからの季節には
風邪予防にも良さそう~
サシグサがあれば
医者いらずなのでは*
そもそも
"雑草"という言葉
調べてみれば
人間にとって
無益有害な一群を指す
と意味がありました。
どんな草花も
それぞれが生まれ備えた
それぞれのエネルギーをもっていて
それは自然界で
自然をつくる上で
必ず必要な力となっているのだと思う。
それは植物にとらわれず
生きものすべてに言えることなのだけど、
有害か、無益か、
それは人間の一方的な
視点と価値観からのものであったりする。
本来、自然には
有害、無害という
固定的な概念はないのだと思う。
一点の視点から
有害になるものも
視点を変えれば
無害どころか
様々な恩恵をうけることもあったりね。
毒も
ときには薬となり、
薬もまたしかり。
小さな視野にとらわれることなく
視点の自由度をあげて
いきてゆきたいな◯
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