心を豊かにする暮らし。

沖縄北部やんばるの森での暮らし。ベジカフェ&ヨガ"TAMAYA"代表、旅、畑、食事、子育て、ヨガ、アーユルヴェーダ、ベジカフェ、自宅出産、ホームスクーリングなどなど。"もの"から"こころ"へ豊かの視点を変えることで見えてきた、新しくもあり、昔から変わらないオーガニックな暮らしのかたち。小さな暮らしのヒトコマが、私の小さな幸せのヒトコマ。3児の母。

子連れ旅行記"台湾"(3)

子連れ旅行記"台湾"(2) - 心を豊かにする暮らし。


さて3日目。

相変わらずに
フリープランの私たちですが
行きたかった場所のひとつに
"温泉"がありました。

"今日は温泉へ行こう!"

午前中に両替と
ランドリーを済ませ
お昼前に宿を出発。

目的地は"北投温泉"
電車を乗り継ぐこと
約40分ほどで着ける
市内からは一番近い温泉地なのかな。

北投駅から
更にローカル線に乗り換え
次の駅"新北投"へ向かいます。
(一駅だけのための列車にびっくり)

公共の温泉ですが
水着をもっていけば
家族みんなで一緒に入れるとの
情報があったので
あらかじめ水着は日本から
持参してきていました*

北投駅に向かう景色の中
台北の雑踏から
少しずつ離れて
山が見えてきて

どこかほっとして
なんだかとても嬉しい気持ちになったのは

沖縄の緑豊かな
自然に囲まれた土地に暮らす私たちには
台北の街の暮らしは
楽しくもあるけれど

やはり少々
疲れがたまってきた模様。

車窓から見えてきた
木々の緑や山の光景に
身体が自然に喜んだのだと思う。

とはいえ駅に着くと
周りにはビルやお店が並んでいて
ここに温泉があるのか
少々不安にもなった。

お昼過ぎ
子どもたちのお腹が限界だったので
駅前にあった
"温泉拉麺"というお店に入ってみました。
(お父さんがネーミングに惹かれて、笑)

ベジタリアン拉麺があったので
私と子どもたちは
そちらをいただきました。

麺がやたらとモチモチしていて
あっさりお醤油味
お野菜だけなので
とってもシンプルで子どもたちにも
食べやすかったかな*

そして、いざ温泉へ!

温泉へ向かい歩き始めると
どこか日本の
温泉地を思い出すような
懐かしい気持ちに…

それもそのはずで
後から調べたところ
こちらは
かつて日本の統治下にあったころ
日本人の手によって
開発された温泉地なのだそう。

駅から10分ほど歩くと
いつしか山に囲まれ
湯けむりも漂ってきて
歩いているだけで
ほかほか良い気持ちに。

しかし、息子を抱っこ紐で
抱っこしながら歩くには
そろそろ限界かな?
と、思い始めたころに
公共の屋外温泉に到着!

北投千禧湯露天溫泉

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わ~い!
大喜びで入り口に駆け寄ると…

何やら貼り紙が
よく読んでみると、

温泉に入るために必要な
水着には種類があるらしい。

女性はワンピース水着で
ビキニやセパレート
上にTシャツのガードを着るのもNG

男性はトランスタイプやハーフパンツは×
ピタリとした競泳用(?)のようなものしか
入浴できない、とのこと(涙)

受付の方へ尋ねてみても
私たちの水着では無理らしく

入り口で販売されている
水着を買うよう指示を受けた。

確か女性は400元位だったかな?
日本円にしても1700円では
いいお値段。

しかも、今後
絶対に着ることのないであろう
水玉のワンピース水着を
買うことに私は躊躇した。

旦那も同じ気持ちだったようなので
とりあえず、もう少し歩いて
別の温泉を探すことに。

こちらの温泉へ行く際には
水着の種類にご注意くださいね!!

更に奥へ進むこと5分
かなりの秘境感がでてきました。

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90度の源泉が沸き上がる
地獄谷は煙がもくもくと溢れ
観光スポットに。

小さな屋台では
温泉卵や温泉で茹であげた
温泉とうもろこしなどもありました(笑)

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昔とても小さかった頃
家族でどこかの地獄谷へ旅行へ行き
そこで温泉卵を食べたことを
ふと思い出して
懐かしい気持ちになってしまいました。

地獄谷の近くに
家族温泉の看板を見つけ
せっかくなので
そちらに浸かって帰ることに。

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渋い、渋すぎる。

外観も、内観も、おばちゃんも、
風呂も、すべてが渋すぎました(笑)

40分で400元だったかなー

アジアを旅して回っていた
私たちは
特には気にならなかったけど

気になる方は
少々アバンギャルドなので

奮発してホテルなどの
温泉へ向かうと良いかも知れません。

私たちはとても楽しく
気持ちよく入浴させていただきした*

気になる泉質は
源泉の近くだったからなのかな?

それとも元々なのかな?

とても、強い!
小さな傷にもビリビリ染みるし、
私と父ちゃんは
顔を豪快に洗ったものだから
"ぎゃー!目が開かないー!
痛いーー!!"
と、大騒ぎになりました(笑)

目には入れないように
くれぐれもご注意くださいませ。

店主のおかみさん曰く
15分以上は絶対に入らないこと、
入るなら、一度出て休憩をしてから、
ということでした。

でも感想としては
そうそう長湯はできません。

とてもエネルギッシュな温泉でした。
出たあとは頭がぽぉっとして
徐々に身体に染み込んでいくような
そんな感覚になりました。

あと、お肌が
つるつる、ぴかぴかになったのが
印象的*

化粧水として
ほしいと本気で思いました*

温泉のあとは
みんなで温泉卵と温泉とうもろこしを食べ

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もと来た道を
のんびり歩いて帰りました。

温泉効果か帰りの電車では
子どもたちも大人しく
ふわふわとした足元で宿に戻り

夕飯までしばしの休憩を。

そろそろ夕飯どきになり
どうしようか相談したところ

"小籠包が食べたい!"

という意見が合致。

"台北橋"付近で
小籠包が食べられるところを調べたところ
初日に行った
延三夜市 (台北橋夜市)の通りにあるようなので
そちらへ向かいました*

子どもたちを連れての移動も
なんとなく慣れてきたように思えます。

ただやはり
バイクが多いので
子どもは注意が必要です。

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小籠包120元くらいだったかな?
その他、海老の小籠包や
蟹の焼売などもありました*
スープは酸辣湯

ビールを持参で
小籠包と共に乾杯!

"あ~しあわせ~"
と、思わずビールがすすむ、すすむ。

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温泉から小籠包とビールまで
大満足な3日目も夜がふけていきました*